はじめに――
さて、まずはXYのメガシンカに注目します!
冒頭でお見せした図がどの様に変化するのか、一緒に紐解いていきましょう!

なぜルカリオが優遇されるのか
ルカリオって、メガシンカにおける優遇が多くないですか?
なぜ特別な設定が多いのか、そのヒントは映画『波導の勇者ルカリオ』にあります。
株式会社ポケモン 増田順一氏のブログに、ルカリオのゲーム設定はこの映画を基に考えたと書かれています。

ポケモン映画公式サイト
参考::https://www.gamefreak.co.jp/blog/dir/2005/07/index.html
増田部長のめざめるパワー 第46回
映画を分析した結果、最も重要な設定を握っているのが『アーロン』だと判明しました。
アーロンはDPの『ゲン』やLEGENDS アルセウスの『ハク』としてゲームに反映されています。
常にルカリオとセットで描かれますよね。

ポケモン映画公式サイトより

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』公式サイトより
実はこれ、かなり異例な事なんです。
映画からキャラデザも含めてゲームに反映されたトレーナーは、アーロンのみだからです。
映画が初登場のポケモンをゲームに登場させるとき、トレーナーも一緒に取り入れる必要はないと思いませんか?
(例えばルギアも映画初登場ですが、金銀にルギア映画のトレーナーは登場していません)
<まとめ>
ルカリオの設定の基となった映画に、唯一キャラデザごとゲームに反映されたトレーナーがいる。
ゲームではルカリオとそのトレーナーがいつもペアで描かれる。
→アーロンを反映した理由が鍵になりそう
ルカリオとアーロンが示すもの
ルカリオにスポットを当てたマスタータワーは、『シャラシティ』にあります。
シャラシティのモデルはフランスの『サン・マロ』――。
マスタータワーのモデルはサン・マロ湾にある『モン・サン・ミッシェル』と言われています。

実はサン・マロは、キリスト教聖職者の『聖アーロン』が設立に関わっているんです。
ルカリオ活躍の地に、聖アーロンが関わる。
意図的なのか偶然か、ここでも『ルカリオとアーロン』の組み合わせが見えてきました。
シンオウ地方では『ルカリオとゲン(アーロン)』
ヒスイ地方では『ルカリオとハク(アーロン)』
が登場し、映画のペアが繰り返し再現されています。
キャラデザごと反映されたアーロンの唯一性も考えれば、XYでも意図的にペアを再現した可能性が考えられます。
(ルカリオと聖アーロン)

そして――
マスタータワーのモデル『モン・サン・ミッシェル』はキリスト教の聖地なんです。
街の起源に関わるキリスト教徒や、聖地とされる建造物。
ルカリオに最大のスポットが当たった場所には、キリスト教が深く関わっているんです。
メガシンカやルカリオと、何か関係があるのでしょうか?
<まとめ>
ルカリオ活躍の地にも『アーロン』が関与している
聖職者や聖地など、ルカリオとメガシンカの周りにはキリスト教要素がある
→なぜキリスト教を絡めたのかが重要になりそう
ルカリオに隠された秘密
メガシンカの聖地であるマスタータワーには、『ルカリオの像』がありますよね?

この像からは、モン・サン・ミッシェルの『ミカエル像』が連想できます。

キリスト教における3大天使の一人で、モン・サン・ミッシェルの『ミッシェル』はミカエルを意味します。
建物を象徴するミカエル像と、マスタータワーを象徴するルカリオ像、という対比が見えます。
また、マスタータワー内の『ある建物』が、ゲームやアニメで強調されているんです。


ポケモン映画公式ツイッターより
これはモン・サン・ミッシェルの『ガブリエルの塔』。
『ガブリエル』も3大天使の一人とされています。

つまり――
ルカリオやマスタータワーは、『天使』と関連していると考えられます!
一度ここまでの情報を整理してみましょう。
<まとめ>
①シャラシティ : キリスト教徒の聖アーロンが関与
②マスタータワー : キリスト教の聖地がモデル
③ルカリオ像 : ミカエル像(天使)が対応
④強調された建物 : ガブリエルの塔(天使)が対応
→ルカリオは『天使』との関連が強いように見える
ここで実在のキリスト教徒が関わる土地で、映画のペアを再現している点に注目します。
アーロンにキリスト教徒の要素、ルカリオに天使要素があると考えるなら、
アーロンとルカリオのペアは、『信者と天使』の関係を表現してると解釈できます。
天使は信者に寄りそう存在なので、その表現としてアーロン(信者)とペアにしているのかもしれません。
また、メガシンカの聖地がキリスト教の聖地をモデルにしている事から、キリスト教と関連の深い天使(ルカリオ)に優遇が多い点にも説明がつきます。
おそらくこの設定が、『カロスで最初にメガシンカした理由』にも繋がっているでしょう。
ルカリオが最初にメガシンカした理由
さて、前章では、
キリスト教の聖地(マスタータワー)を舞台に、信者(アーロン)と天使(ルカリオ)のペアが描かれていると解釈しました。
テーマに一貫性がありますよね。
そして――
メガシンカが『キリスト教』というテーマに沿って設計されているなら、
『絶対に忘れてはいけない存在』がいます・・・!
その存在とは―――
『神様』です!!

キリスト教は神を信仰する宗教ですし、神の言動を人に伝えるのが『天使』です。
メガシンカ周りがキリスト教で統一されているなら、『神の力』が関与していると推測できます。
さらに…!
メガシンカが『神の力』なら、ルカリオが最初にメガシンカした設定にも意味が生まれるんです。
天使は『神の力や言葉を人間に伝える存在』なので、
ルカリオ(天使)が神の力(メガシンカ)を人々に伝えた。
⇒カロス初のメガシンカ
天使からのお告げは『神への信仰が集まる場所(キリスト教の聖地)』で行われた。
お告げを受け取る(天使と共にいる)のは神を信仰する『信者(聖アーロン)』だった。
だからルカリオがメガシンカで優遇されるし、最初にメガシンカした設定になってるのかもしれません!!
マスタータワーの『マスター』も、天使や信者の主(神様)を表現してるかもしれませんね。

ポケモン世界の神と言えば、宇宙を創造した『アルセウス』
レックウザが隕石(宇宙の石)を食べてメガシンカしたことからも、宇宙を創造した神が関与してると想像できます。
つまり、冒頭のXYに関する図はこの様に広がります!

まだ断定はできませんが、他のメガシンカ作品でも同じ構造が作れたら信ぴょう性が上がりませんか?
最後におまけとして、『ルカリオ』の名前の由来になったかもしれない天使の話をさせてください。
ガブリエルが由来かも
マスタータワーに『ミカエル』と『ガブリエル』という天使が関連していましたよね?
今回は『ガブリエルとルカリオ』の面白い繋がりを紹介します!

まずはガブリエルの情報をどうぞ。
キリスト教の聖典『ルカの福音書』に登場する天使。
キリストの誕生を伝えた『受胎告知』が有名。
・・・・・『ルカ』の福音書!?
怪しいなと思って調べてみたんです。
すると面白い発見がありました。
ルカの福音書はギリシャ語で――
『カタ・ルカ・エヴァンゲリオン』
『カタ・ルカ・エヴァンゲリオン』
↓
↓
↓
『ルカリオ』⁇
なんかルカリオの名前が出てくるんですよ・・
深読みかもしれませんが、『ルカリオ』って名前はここから来てるのかもしれません!
なぜなら、「メガシンカは神の力」という解釈の下では成立する仮説だからです。
福音書には神の言行が記されており、それを伝えるのが『天使』です。
ガブリエルがキリストの誕生を伝えた話も、『ルカリオがメガシンカを伝えた』伝説に繋がります。
だからガブリエル(天使)が登場する神の言行録が、ルカリオの由来になってる可能性も否定できないんです。
そしてルカリオとガブリエルの関連は、Zと名のつくメガシンカの正体にも繋がります!
次の記事がORAS編、その次にZA編を書きますが、ZA編でこの仮説を補強したいと思います。
では、次回はORAS編!
ホウエンでも同じ構造が見れるのか、レックウザが最初にメガシンカした理由にも意味があるのか?
↓ぜひお読みください!


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